前置き
この記事は、この記事を読むだけで保全の基礎知識・電気・機械の基礎知識が身に付く内容を記しており、新人の保全マンの方を対象にしていますが、ベテランの方も基礎を学び直す場として活用して頂けると幸いです。
『保全』とは?
『保全』とは、辞書では、
:保護して安全であるようにする事となっています。
つまり、設備を外からの危険・脅威・破壊などから守り(保護し)、危険がなく安全な状態を保つと言う事になります。 皆さんが勤めている工場内において生産作業を滞りなく進めるには、生産設備の正常な稼働が不可欠だと思います。 ひとたび設備トラブルが起きてしまうと、生産に支障が出るだけではなく、作業者の安全も脅かされてしまいます。 そうした事態を避ける為に存在するのが、『設備保全』という職種になります。
設備保全の特徴や魅力!
設備保全の特徴や魅力は、以下があります。
1.「工場の監督官であり陰の功労者!」
設備保全の担当者は、いわば工場の監督官であり陰の功労者!です。裏方ではあるものの、工場が滞りなく稼働するための重要な役割を担っています!
2.「作業者の安全を確保する!」
工場内では、加工機やプレス機など、大がかりな機械を扱うこともあり、常に危険と隣合わせです。万が一、設備不良により機械が誤作動を起こせば、怪我に繋がる可能性があるほか、最悪場合は人命に関わることも考えられます。こうした危険から作業者を守るのも、設備保全の重要な役割のひとつです!
3.「製品の安定的な供給のために欠かせない存在!」
機械に不具合が生じた場合、商品を安定的に供給できなくなってしまいます。また、たとえ安定して供給できたとしても品質に問題が出てくる可能性が考えられます。こうしたトラブルを起こさないためには常に機械に問題が生じていないか監視する必要があり、設備保全は欠かせません!
3.「再就職に有利」
保全業務に当たっていると、色々資格を会社で取得させてもらえる可能性が他の業務より、増えると思います。そのため、再就職でまた保全の仕事に就く場合や、同じような分野で働く場合はめちゃくちゃ有利です!筆者の実経験でもあります。
こちらの記事もどうぞ!👉「設備保全に役立つ資格」一覧!
基礎用語(最低限これだけは知っておこう!)
1.「事後保全」
機械や設備が不具合が発生したり故障が生じてから行う保全活動が「事後保全」となります。 従来(昔)は、この事後保全が中心に行われていましたが、壊れてから修理していたので修理費がかさんだり、対応が直ぐに出来ずに修理に時間が掛かったりし製品の納期遅延に陥ったり、正常に運転しない設備下で事故などのリスクが高まったりなどの問題があります。
2.「予防保全」
予防保全は事後保全のリスクを踏まえて、不具合が生じる前に計画的に行うのが「予防保全」です。
3.「予知保全」
事後保全と予防保全のデメリットを補う為に考えられたのが、「予知保全」です。予知保全とは、設備の性能低下など状況に応じて行う保全活動のことで、設備の状態を定常的に監視し、不具合の兆しが見られたときに対応することから、「状態監視保全」とも呼ばれます。 予知保全は事後保全や予防保全と異なり、不具合が発生する直前で修理や部品交換を行うため、無駄を最小限に抑える事ができます。 近年注目されている方法であり、loTの発達に伴って導入する会社が増えています。
クルマで例えるなら、5000km毎のオイル交換が予防保全、異音や振動などの兆しが現れたら給油が予知保全に該当すると思います。
※『事後保全』『予防保全』『予知保全』はセットで覚えましょう!
4.「MTTR」
MTTRは
5.「MTBF」
MTBFは